NAS の不正アクセス対策事例
- 設置環境
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- 兵庫県を拠点にPCR 有料検査実施店舗を展開、データを管理する、本部の事務所に設置
- 発生状況
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- Pico-UTM 100 S を導入後、1 日に20 件から100 件程の脅威ログを検出急激にweb 脅威、不正アクセスのアラートメールが多く発生。
不正侵入防止脅威ログが113 件、ネットワーク内の特定の端末に集中していることから、ユーザへ報告、注意喚起を行いました。
- Pico-UTM 100 S を導入後、1 日に20 件から100 件程の脅威ログを検出急激にweb 脅威、不正アクセスのアラートメールが多く発生。
- 発生原因
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- 特定のIP アドレスと6881 ポートに集中しており、NAS の脆弱性を攻撃されるケースが疑われる。対象の端末を特定した所、10 万件のPCR 検査顧客データを保管したNAS と判明。幸い、データ流出の可能性はなく、未然に防止することができた。
- 原因と問題点
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- ネットワーク機器の簡易データベースとしてNAS を利用している例が近年増えており、このようなデータの流出、またはランサムウェアによる被害も多く発生している。
- IOT 機器やNAS には新しいファームウェアでのセキュリティホール対策が解りにくく実施されにくいのが実情
- パソコンと違って、ウイルス対策ソフトはインストールできないため機器の仕様に完全依存。
- 結果
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- 不正侵入によるデータ流出を、未然に防止が出来ました。
- UTM を設置したことで
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- 脆弱性やセキュリティホール等の危険性が高いIoT 機器を効率的に発見できた。( アラートメールの受信)
- ハッキング、不正アクセスを未然に防げた。
- 今後、新たに発見された脆弱性に関しても常時監視ができる。